イメージ出力

イメージ出力

あのさ、描いた図面をExcelに貼り付けるっていったいどうやってやるんだ?
それと1つ疑問があるんだけど、メタファイルってなんなんだ?

メタファイルね。イメージにはビットマップ形式とメタファイル形式があって、ビットマップ形式は点の集まりだと思ってください。この点の集まりをピクセルとかドットとかで表現しているわけ。

メタファイルは、簡単に言えば、ベクトルデータで描画したデータです。
絵の描き方をデータとしてもっているというのか・・。例えば、左下を(0,0)として座標値(150,150)を中心に50mmの図を描き、その中を赤でペイントするデータをもっていたとします。

こういう図(絵)を2倍にした時、ビットマップファイルは荒くなって、メタファイルの場合、数値に2倍かけるだけなので、荒くなるということはありません。
メタファイルの有効性は大きさを変更してもある程度、絵が汚くならないということが言えるのよ。

なるほどね。実際に貼り付ける方法はどうするの?

じゃ、前にやった「階段を描く」で作成データをやってみようね。

とっていてあるんだ、階段のデータ。いま読み込むからちょっとまって。
サンプルデータ
これこれ。
OK!でもこのままイメージとして出力しちゃうと背景が黒になっちゃうので、印刷プレビューモードにします。印刷のサブメニューにあるからやってみて。

あれ、黄色がわかりずらいなあ。「モノクロ印刷」にチェックいれるんだ。
なるほど、こうなるんだ。



次は画像コマンドの「クリップボードへ部分コピー」を選んで、出力した箇所を囲むんだよ。
囲んだら、ホイールボタンを押してください。これで実行。
次にエクセルの画面にして、貼り付けたいセルで右ボタンを押してメニューから「貼り付け」を指示してね。

うん。エクセルでctrl押しながらVっと!
そうするとこんなふうになったぞ。。
エクセルへ貼り付け
これはビットマップファイルだよね。

そうよ。その中で大きさを変更してごらん。

なるほど、ぼけちゃうね。
メタファイルはどうやって割り付けるの?

今度はUIDに戻って、サブメニューから「ファイルへ部分登録」を選んで、同じように貼り付けたい部分を左ボタンで囲むのよ。今度は拡大して違う場所をやってみて。

OK!
左ボタンで囲んで、最後にホイールボタンを押すんだな。さっきはこれで終わったけど、今度がファイル名を入力するんだ。

ファイル名を入力する前に、ちょっとその下を見て。
「ファイルの種類」ってあるでしょ、そこを開くとファイルの種類を選択できるから、「拡張メタファイル」を選んでね。

はいはい。
それで、ファイル名を入力してっと。
そしたら、またエクセルの方にきて、今度は「挿入」−「図」−「ファイルから」を選んで、いま登録したファイルを読み込むのよ。

どれどれ。

ちょっと大きくしてみよう。ほんとだ、さっきとはちょっと違うね。

最初のビットマップファイルとメタファイルですが、下の図をご覧ください。
左側がビットマップ、右側がメタファイル、下にあるのはそれぞれ2倍にしたものです。
こういう差がでてくるということのです。
Excelでのビットマップとメタファイル



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