こんにちは、ザ・ライトハウス・カンパニー合同会社 代表の上原 貢 です。
　会社代表として、ごあいさつ申し上げます。
　みなさんは会社名の「ライトハウス」の意味をご存知でしょうか?　英語で「ライトハウス」は、〝灯台〟を意味します。船舶の安全な航行を見守ってきた〝灯台〟も、人工衛星を使ったGPSの発達した今日では、以前ほどその役割の大きさはないと考えられます。
しかしながら、港町出身の私には、常に港の先端で船の出入りを見守り続ける灯台の明かりは、大変頼もしいものでした。当社が立地している沖縄県糸満市字喜屋武という地域は、沖縄島の最南端に位置する喜屋武岬のある地域です。岬には今も航路の安全確保のため〝喜屋武岬灯台〟が稼働しています。あまり周知されている存在とは言えませんが、その重要なポジションは、今も昔も変わらないと思います。たとえ小さくても、地域に寄り添い、地域の人々の進む方向を示し続ける〝灯台〟のような仕事をしたいと、この名前にしました。

著しい科学力の発達した現代では、アナログな存在かねしれませんが、多くの人の「夢」に関わっていこうとする私たちにとって、過去も現在も、たぶん未来も変わらない存在であり続ける〝灯台〟は、自分たちの活動のベースを示してくれる象徴的な存在と考えています。

近年、コンピュータやネット環境の著しい向上は、まさに〝日進月歩〟の状況となっています。情報量の豊富さやその処理能力の迅速化で、国内はもちろん海外との関係もひと昔前では考えられないような活況を呈してます。ただ、このハード面の発展にソフト面の充実、つまり一人ひとりの生活の満足感や幸福感の増加は、比例しているといえるでしょうか ? 情報量の増加が、お互いの理解の深まりを助け、協力関係をスムーズにし、平和的で豊かな世界が広がっていると言えるのでしょうか ? 世界的な視野に立てば、現状は、貧富の格差など逆の結果をもたらしているように、私たちには思えてなりません。

諸々の問題があることを、多くの方々は感じていらっしゃると思います。かなりの危機感を抱いている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか ? 一人一人の満足感・幸福感の充実と平和的な世界の発展は、不可分の関係にあります。まず、目の前の問題に真摯に取り組み、いろいろなアプローチを試みることが、私たちに課せられた課題を解決する唯一の方法だと考えます。その解決に微力ながら、わが社は尽力してまいります。　
　どんな小さな問題でも、常に疎かにせず〝灯台〟の光を当ていきます。